WordPressの管理画面、特に投稿一覧あるいは投稿編集画面にて、短時間にちょくちょく(それこそ数分おきに)
と表示されその度に再ログインする手間が発生し、プレビューを見ようとしても
と表示され、高確率でプレビュー確認できませんでした。
私は1つのサーバー内にある2つのサブドメインがこの現象になり、php.iniにてsession.save_pathを指定してありますが、session.save_pathのパスが同じディレクトリだったのを別々のディレクトリ※に変更しても解決できませんでした。
※例、元のsession.save_pathのディレクトリの中にパーミッション755でAとBの2つのディレクトリを作成
色々調べて対策した結果、解決できましたので、解決策をまとめました。
上から順にお試しください。
WordPressのデフォルトのセッション有効期限
WordPressのセッションの有効期限、つまり再ログインを要求されるまでの期間は
- 基本は2日間
- WordPressログイン画面にある「ログイン状態を保持する」のチェックボックスをONにすると14日間
です。
※プラグインあるいはテーマのfunctions.phpにてセッションの有効期限を変更している場合はそれに準じます。
【解決策その1】wp-config.phpに WordPressアドレス(URL)およびサイトアドレス(URL) を記述する
WordPress管理画面の設定 → 一般にて、
WordPress アドレス (URL)
サイトアドレス (URL)
を記述してあると思いますが、それをwp-config.phpに記述します。
記述の仕方は <?php の次の行くらいに
define('WP_HOME','●WordPressアドレス(URL)●');
define('WP_SITEURL','●サイトアドレス(URL)●');
と記述します。 私の場合は【解決策その1】で解決でき、その後は短時間に再ログインを要求されることはなくなりました。
ただし、私の場合は解決策その1の前に解決策その3を試して解決しなかったのですが、アドオン「Firefox Multi-Account Containers」が便利だったので有効にしたまま使い続けています。
■注意■
なお、wp-config.phpに
define('WP_HOME','●WordPressアドレス(URL)●'); define('WP_SITEURL','●サイトアドレス(URL)●');
を記述した場合は、Wordpress管理画面の設定 → 一般の該当箇所はグレーアウトとなりWordpress管理画面上での変更はできなくなります。
【解決策その2】タイムゾーンを都市名「東京」でなく、数値「UTC+9」を設定する
解決先その1をする前にググって色々調べた限りでは、Wordpressの設定 → 一般にて、
タイムゾーン:東京
ではなく
タイムゾーン:UTC+9
にすると解決できる、と書いてあるサイトもちらほらありました。
私の場合は解決策その2では解決できませんでした。
【解決策その3】(Firefoxなら)アドオン「Firefox Multi-Account Containers」を使う
私のように同じ1つのブラウザで複数のサブドメインWordpress
https://www.kaimonojyoz.jp
https://blog.kaimonojyoz.jp
にログインしていてこの問題が発生する場合は、Firefoxなら Firefox Multi-Account Containers を使うことで解決できる可能性があります。
例えばamazonアカウントが複数ある場合に、1つのFirefox内で別々のコンテナを使うことで、
コンテナA:amazonアカウントその1
コンテナB:amazonアカウントその2
を1つのFirefoxで開くことが可能となります。
※プライベートウィンドウではコンテナは別々になりません。
私の場合は解決策その3では解決しませんでしたが、「Firefox Multi-Account Containers」が便利だったのでそのまま使っています。
Chroemだと類似の拡張機能で
がありますが有料になったみたいです。
WordPressがログアウトし続ける場合の解決策は以上となります。
無事解決できることを願っています。